創業計画書の“資金使途欄”で好印象を与える書き方

創業計画書の中でも、資金使途欄は金融機関が特に注目する項目です。
資金の使い道が明確で計画的であるほど、信頼度は高まります。

好印象を与える3つのポイント

① 内訳を具体的に書く

「何に」「いくら」を明確化

  • 設備費:厨房機器一式 300万円
  • 内装工事費:店舗改装 150万円
  • 広告宣伝費:開業チラシ制作・配布 20万円

「設備費300万円」だけでは不十分。
品目や内容を具体的に記載することで計画性を示せます。

② 必要性を説明する

なぜその支出が必要なのか

  • 事業運営に不可欠であることを明示
  • 売上に直結する効果を説明
  • 長期使用や効率化の効果も添える

「事業にどう貢献するか」を短く添えると、金融機関の理解が深まります。

③ 自己資金と借入金の比率を見せる

自己負担の姿勢をアピール

  • 総額の○%は自己資金で賄うと明記
  • 自己資金の使途を明確にする
  • 借入分は必要最小限に設定

自己資金の投入割合を示すことで、リスクを自分も負う姿勢を評価してもらえます。

まとめ

資金使途欄は、計画性・必要性・自己負担姿勢を同時に伝える場です。
数字と理由を明確にすれば、審査の印象を大きく改善できます。

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Shige