設備資金と運転資金を混ぜない計画書の作り方

2025年8月13日 2025年8月11日

Shige

資金計画で設備資金と運転資金を混在させると、金融機関の評価が下がるだけでなく、融資条件も悪化します。
両者を明確に区分し、必要額を正確に見積もることが重要です。

長期投資・減価償却対象

耐用年数に応じて償却し、長期返済が基本。
一度の投資で長く使える資産が対象です。

日々の営業活動に必要

回収・支払のタイムラグを埋める役割。
短期返済や当座枠での対応が多い。

「資金計画」の中で、
設備資金／運転資金を別表に。
見た瞬間に区別できる構造にします。

設備資金は返済期間を耐用年数ベースで設定。
運転資金は1年以内返済を基本にします。

設備資金＝長期融資／リース、
運転資金＝短期融資／当座貸越、と明記。
混同を防ぐことで審査評価が上がります。

設備資金と運転資金の区別は、融資条件と返済計画の基礎です。
計画書では、金額だけでなく用途・期間・調達方法まで分けて提示し、金融機関の理解を得ましょう。